日本の家屋における粋を感じる
こんにちは里内です。
先日私が関わった神楽坂にある物件で素敵な「もの」を見たのでご紹介を。
こちらの写真はルーフバルコニーに出るための塔屋を写したものですが、この金ぴかはただの装飾ではなく「雨どい」なんです。
銅のメッキを施してあるので経年とともに変色するそうです。
鎌倉の大仏のように経年で緑青という錆を発生させて和の雰囲気を出す事が目的なので、数年で下の写真のように緑がかった風情のある雨どいになるそうです。
「タニタハウジング」というメーカーの部材でサスクという商品です。
‘‘無くても困らないが、視界に入ると少しだけ心が和む‘‘
日本ならではの粋な建具を選ぶあたりにセンスを感じました。
もっと色々な建具や建材を知り、感性を磨きたいなと思った37歳の春でした。
ではまた。